言語文化教育研究学会:Association for Language and Cultural Education

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2013年度研究集会大会
2014年3月15日「実践研究の新しい地平」

シンポジウム「言語教育の目的と実践研究」ほか――中継録画&予稿集公開中

チラシ言語文化教育研究会は,2013年4月より「言語文化教育研究所」の教育連携活動部門として新たに活動をスタートさせ,月一回開催される例会で日本語教育をめぐる今日的課題を様々な角度から議論してきました。その成果発表と,新たな参加者による更なる議論の展開を目指して,研究集会を開催します。

  • 日程: 2014年3月15日(土)9:00〜19:00(8:30受付開始)
  • 会場: 早稲田大学 早稲田キャンパス11号館5階・6階[アクセス
  • 参加費: 
    • 会員:無料(同時入会可:入会案内
    • 一般:1,000円
    • 閉会後の懇親会:1,500円
  • 参加方法: 以下より各自予稿集をダウンロードして,直接会場までお越しください。シンポジウムについては,オンライン中継があります。
  • 予稿集※:一括ダウンロード(各稿は下のプログラムからダウンロードできます。)
    ※印刷版の配布はございません。参加者各自でダウンロードしてご利用下さい。
  • お問い合わせ: jimu@list.gbki.org(言語文化教育研究会 事務局)
  • チラシをダウンロード

プログラム

時間第1会場第2会場
8:30~ 5F 受付
9:00~ パネルセッション
506 「あの子」問題から「教師‐学習者」の関係について考える[発表内容 つながろうねっト(有森丈太郎,佐野香織,瀬尾匡輝,青山玲二郎,山口悠希子,米本和弘) 507 海外日本語教育現場との接触を通した教師のアイデンティティ成長―日本語教師の自己成長と教師養成プログラムの課題[発表内容 北出慶子,ラムザン優子,山本恭平,中園麻里子(以上,立命館大学)
11:00~ ポスター発表
5Fギャラリー 社会づくりに向けた日本語学習環境デザインの試み[発表内容 中村鷹 5Fギャラリー 「わたし」はそのことばの中にいる(1)―「対話報告レポート」に浮かび上がるテーマの混淆[発表内容 工藤育子(早稲田大学)
作文の書き直しに関する一考察―自己評価の観点から[発表内容 工藤理恵 「わたし」はそのことばの中にいる(2)―非対面・非同期環境における言語教育実践の意義[発表内容 工藤育子(早稲田大学)
経済至上主義への抵抗―人とつながる言語活動実践の試みから[発表内容 えんどうゆうこ,古賀和恵(以上,早稲田大学) 現職日本語教師研修の模擬授業から得られることは何か―韓国人日本語教師研修の成果と課題より[発表内容 犬飼康弘(ひろしま国際センター)
日本語学校における「考える日本語」授業の試み[発表内容 重信三和子(早稲田大学) グローカル化時代の日本語教育―現地の日本語教育の再構築を目指して[発表内容 瀬尾匡輝(香港理工大学)
留学生の生活の実態から日本語学校の役割を問い直す―日本語学校卒業生「ハル」のインタビューから[発表内容 平澤栄子(早稲田大学) 生涯教育としての日本語教育―元学習者に対するインタビュー調査[発表内容 山内薫(早稲田大学)
日本語の意味づけから社会で生きる自分を意味づける[発表内容 道端輝子(早稲田大学)
12:00~ 昼休み
13:00~ シンポジウム[主旨・オンライン中継
505 言語教育の目的と実践研究[発表内容 シンポジスト:塩谷奈緒子(東京電機大学),柳瀬陽介(広島大学),難波博孝(広島大学)
コーディネート・司会:細川英雄(言語文化教育研究所,早稲田大学)
15:10~ 口頭発表
506 本を媒介として人と人をつなぐ言語活動[発表内容 武一美(早稲田大学) 507 「あなたはだあれ」という問いが示唆するもの―「授業勉強会」実践の分析から[発表内容 牛窪隆太(早稲田大学)
15:45~ 在日ムスリム留学生の宗教的葛藤と留学生支援[発表内容 市嶋典子(秋田大学) 実践研究を通して私たちはどのような社会貢献が可能か―フィリピン・ヴィサヤ地域日本語教師会による日本語教育カンファレンス開催を通して[発表内容 松井孝浩(国際交流基金マニラ日本文化センター),アレクサンダー・マカイナッグ(ヴィサヤ地域日本語教師会)
16:20~ 学部留学生の語りから見た多様化する「留学」の意味[発表内容 青木幸子,佐藤貴仁,田中里奈 ことばを以って「わたし」を感じ,「わたし」を位置づける営み―実践研究におけるフィールドエントリー[発表内容 當銘美菜(早稲田大学)
17:00~ パネルセッション④
506 「J-Life」:人生の物語に私たちが見出す意味[発表内容 えんどうゆうこ,鄭京姫,福村真紀子,ロマン・パシュカ,佐藤貴仁,佐藤正則(以上,早稲田大学) 507 日本語教育現代史における言語文化教育学のインパクト―私たちは諸学・諸理論とどのように向き合うか[発表内容 佐藤正則,重信三和子,高橋聡,長嶺倫子,古屋憲章(以上,早稲田大学),工藤理恵
18:35~ まとめ
505 総括,閉会(19:00)
19:15~ 懇親会(※会場近辺「カピターノ」)

シンポジウム「言語教育の目的と実践研究」主旨

第125回全国大学国語教育学会で行われたラウンドテーブル「言語教育と生きること」の議論(2013年10月27日開催)では,最終的に,言語教育の目的とは何かという課題に到達した。このシンポジウムでは,この課題をさらに進展させ,言語教育の目的と実践研究の関係についてそれぞれの立場から話題提供をいただき,討論の場を形成する。

国語・英語・日本語の教育世界で,それぞれに行われている実践研究について紹介いただくとともに,言語教育の目的と実践研究の関係について議論し,これからの言語教育の方向性を検討する。

シンポジスト

  • 難波博孝(広島大学)
  • 柳瀬陽介(広島大学)
  • 塩谷奈緒子(東京電機大学)
  • 細川英雄(言語文化教育研究所,早稲田大学)

中継録画